FUR(毛皮)を買うのは今後気をつけたほうが良い。またヨーロッパ、アメリカで着用するのはNG!!
ファー(動物の毛皮)の生産背景の残酷さから、ファッション業界へのFURの取り扱い、着用者に厳しい目が向けられています。
以前から動物愛護団体により、反対を訴え、毛皮を着用している人にペンキをかけたり、というの活動は大昔からあった。
ここにきて、急速に毛皮の取り扱いに対し、世界から厳しい目を向けられ、取り扱い中止の動きが活発になっています。
それは、ネットの普及により世界中の人が毛皮の作られ方を目にしてしまったから。
それに拍車をかけたのが、中国の楡林市で毎年行われる、
‘YUIN DOG MEAT FESTIVAL‘という、犬と猫を食すイベント。
彼らにとっては夏を乗り切る為の食材らしいが、その工程が余りにも残酷で世界中の注目と関心、批判の対称になった。
公共の場で生きたまま熱湯で茹でたり、何度もなぐりつけた挙句、生きたままで皮を剥がす、生きたままで丸焼きというなんともホラー映画よりも恐ろしい工程で、私たちに親しみの深い犬が殺されるシーンが世界中に公開され、大問題となった。
しかも、その犬達の多くは、人がお金を出して飼っているペットを強盗に入って盗んできた、首輪の付いた犬達。。。洋犬も日本犬も混じっていて、もはや人事では無い状態だ。しかも一回の祭りでおよそ2万頭の犬が犠牲になる。また、お隣り韓国でも犬肉と猫肉の市場と、肉用の犬の養殖現場が公開され、現在に至り非難を呼んでいる。
中国、YUIN DOG MEAT FESTIVALで犬が殺される工程
何でも、彼らの風習では、出来るだけ苦しまして殺した方が、肉に味わいが出る。。。。?!!という恐ろしく信じがたい言い訳が。。。
この殺す工程に、世界中の人達が傷つき、「何で生きたまま、皮を剥がす必要があるんだ、止めろ!!」と激しく抗議しました。
犬肉反対デモの様子
そこで分かったのが、彼らは犬と猫の毛皮を他の動物の毛皮と記した製品タグをつけ、海外に輸出していたのです。。。。そう、彼らは人が飼っている犬を盗んで、肉で売るわ、皮で売るわしていた訳で。。。
犬猫の毛皮や革を作る工場
アメリカのアパレル会社に「安い毛皮、またはフェイクファー」として輸出していたのが発覚したので更に大問題に。。。
なんと、90%のアメリカで販売するフェイクファーが犬と猫の毛皮で、染めて分かりにくくして売っていた。。。
そして、ぞっとしたファッション業界が
「犬猫の毛皮の輸出入・販売全面禁止。」と法規制を変えたのである。
中国人や韓国人は、「何で豚や牛やウサギはかわいそうで無くて、何で猫や犬だけがかわいそうなんだ!!」と激しく抗議。
はじめ辺は、世界中の人達がこの発想に理解が出来なかったが、
調べるに当たり、他の毛皮になる動物、肉にされる動物も同じ境遇であった事に気がついたのです。
安い毛皮の代表;ラビットファーが出来る工程
私はデザインの仕事をしている事から、ラビットファーやラビットファーのテープをトリミングに取り入れてデザインをして販売をした事があります。(スミマセン)その際に、中国の工場の人と話してぞっとした思い出があります。「あ~、今年はラビットファーの発注が多くて、子供まで殺した。。。」←驚!!
そうです。もしかしたら、あんまり大切にしない、値段の安い洋服やマフラー、手袋の装飾の為に、ウサギは上の動画の工程で殺されてしまうのです。。。。
ファッションデザイナーもお洒落な見本帳から皮を生地と同じ様に選ぶため、罪悪感が沸きにくかったのです。。。
グッチ、18年春夏からリアルファーの使用を廃止
グッチは、LAV(イタリアの動物愛護団体)およびHSUS(米国人道協会)との長期的なパートナーシップの成果として、FFAに加盟。FFAは毛皮を剥ぐために飼育される動物と捕獲される野生動物への残虐性を訴え、リアルファーの使用廃止を求める国際連盟だ。また、グッチはリアルファーを使用した過去の製品のチャリティーオークションを行い、その収益をLAVとHSUSに寄付する。
ビッザリーCEOは「社会的責任を果たすことは『グッチ』の大切な価値観のひとつであり、環境と動物にとってより良い方法をとって行く為今後も努力を続けていく。このことが革新を促し、人々の意識を高め、高級ファッション業界をより良い方向に変えていくことを願っている」と語った。
これにより、世界40以上の団体がリアルファー取引に向けて海外の法規制:毛皮動物の飼育は禁止の流れに動いている。
ーWWDニュースよりー
小動物たちが、毛皮の為に飼育されている様子。
毛皮の生産の為に養殖されたウサギ、何にも悪いことをしていないのに、
野生で罠で捕まえられた動物が毛皮工場で飼育されています。
なんとも残酷。
「毛皮は”ファッション”ではありません。もはや21世紀です。フェイクファーと合皮でがまんしろ!」←動物愛護団体の言葉
一着の毛皮コートを作るために何匹の動物が必要か?
一般的に、1枚の毛皮のコートを作るのに、ミンクなら70~80頭分の毛皮が必要といわれています。
ウサギなら1着のコートに30~40匹必要
狐(FOX)なら1着のコートに10~15頭必要
羊(Sheep)なら1着のコートに1匹必要
チンチラなら1着のコートに150匹必要
how many chinchillas does it take to make a fur coat? | Yahoo Answers
この様にとっても恐ろしい事が起こっていたのです。。。
リアルファーって本当可愛いですよね。しかし、商品のだけの為に殺されていたのです。。。。
デザイナー、Stella McCartneyさんが訴える、FUR(毛皮)の禁止
有名ファッションデザイナー、ステラ・マッカトニーさんが毛皮の禁止を
訴えています。ブランドではリアルファー、リアルレザーを使わないというコンセプトで有名です。
流石、イギリス人は進んでいますね。。。
シリアルキラーは動物から殺し始める危険性
シリアルキラーとは連続殺人犯、妖気的殺人犯のことである。
実に99%のシリアルキラーが、実際に人を殺める前に、まず動物に暴力的な行為を行っている。
動物虐待は、年若い殺人者の喜びの原動力となり、最終的に人間を標的にするようになる。
この様に、仕事で動物を日常的に殺したり、子供の頃から飼っているペットを空腹の為に殺すのが違和感の無い環境で育つと、人間に対しても暴力や虐待、殺人などの行為を促す手伝いをしてしまっているという訳です。
グローバル化した現代人がより安全に暮らせるように、動物を殺す環境を減らす努力をするのが現代人の務めに必要だと思います。
世界中で活発化している、ビーガン(Vegan)ライフ
Vegan(ビーガン)とはベジタリアンの意味。
絶対菜食主義(ぜったいさいしょくしゅぎ)は、動物製品の使用を行わない生活様式である。
毛皮だけでなく、肉の為に殺される動物を理解してしまった為、
世界中の進んだ人達はベジタリアン思考になっています。
牛乳を作る工程でも、妊娠しないと乳が出ないため、メス牛は何度も人工的妊娠させられ、子供を生みながら乳を出し続けます。
その間に生まれた赤ちゃんは、雄牛なら子牛肉として肉処理され、メス牛なら母牛と同じ運命をたどります。母牛もおよそ5年~7年で最後は肉処理に廻される悲惨な運命をたどり、より牛乳を出させるために薬を投与されます。それが、人間に癌を引き起こします。
牛も頭の良い動物なのです。
他の肉製品になる動物も劣悪な環境で肉になる前に病気になっているケースが多く、こちらも人間への癌などの病気に関係してきます。
私達人間の安全性の為にも、ビーガン(ベジタリアン)が求められているという訳です。
上記の内容から、もし貴方がそれなりの立場にあって海外にいかれる場合、認識ある人間として見てもらう為に、派手な毛皮を着ていかない事を
お勧めします。。。例え古着でも冷たい目で見られる事になります。
私自身も、今後毛皮の購入は出来るだけ控えたいと思います。。。。